
新型コロナウイルスの感染拡大への懸念により、直前まで実施の可否や開催方法に不透明さが残っています、東京オリンピック・パラリンピックは日程通りに開催されました。
若年層の興味関心向上が成功への鍵
東京オリンピック・パラリンピックの開催をめぐっては、開催直前まで様々な意見が飛び交っています。

では、若年層の興味関心を高めるためには何ができるのでしょうか。モバイルネットビュー(Nielsen Mobile NetView)によると、オリンピックが開幕して最初の1週間(7月23日から29日)のスマートフォンからの1日の平均利用者数は、前週と比べてTVerで133%、NHKplusでは26%増加していました。若年層はインターネット上でコンテンツを視聴する傾向が高く、スポーツコンテンツも同様の傾向が期待できます。34歳以下では、リアルタイムテレビでの観戦が最も多くなっていましたが、スマートフォンからの観戦はその次に多く、スマートフォンからリアルタイム、または試合終了後に観戦した人は23%となっています。
各年代で興味関心が高まるきっかけとは
若年層が試合を観戦できるプラットフォームを提供することはもちろん重要ですが、エンゲージメントを高めるためには、各年代の興味関心が高まるきっかけを理解することも必要です。

どの年代でも、オリンピック・パラリンピックは「日本代表を応援したかった」「日本選手が活躍していた」「日本開催だから」という理由で観戦する人が多くなっています。

デジタルネイティブである15-34歳は、自身が必要とする情報を自ら探しに行く人が多く、スポーツイベントなどの結果を確認する際にSNSを利用する割合が高い傾向にあります。SNSは、今後もスポーツイベントへの興味関心を高めるチャネルとして重要な役割を果たすことが期待できます。スポーツコンテンツを提供する企業は、こういったプラットフォームを活用することで、若年層とのエンゲージメントを高めていくことが重要になるでしょう。例えば、アスリートに試合に関連する情報を投稿してもらうことや、視聴者が競技などについて話し合うことができるオンラインチャネルを提供するなど、オンラインでの交流の場を提供することが視聴者を獲得する上で重要になるでしょう。スポーツコンテンツに対するニーズは年代によって異なることから、コンテンツを提供する企業はその違いを理解し、ニーズに応えるコンテンツを提供することが、高いエンゲージメント獲得への近道となるでしょう。



